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美肌作りのカギ|セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンそれぞれの効果を解説!


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 あなたはスキンケアアイテム選びの際、どんなことを基準に選んでいますか?

今はさまざまなスキンケアアイテムが充実していて、何をどう選んだらいいのか分からない、いろんな成分があるけどどう違うの?と悩むことも多いですよね。

 

つい人気のもの、口コミが良いもの、雑誌のおすすめなど情報だけで選んでしまいがちなのではないでしょうか。

でも美肌作りに必要なのは「自分の肌を知り、自分の肌に必要なものを、過不足なく取り入れてあげること」です。それこそが美肌作りに必要なスキンケアだと私は思います。

 

しっかり「自分基準」でスキンケアアイテムを選べるようになるには、まず美肌作りの土台となる、セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなどの働きや違いを知ることもとても大切です。

その上で、自分の肌をしっかり観察して、自分に必要なものを取り入れられるようになると、スキンケアアイテム選びもすごく楽しくなりますよ♪

 

 

目次

 

美肌作りの第一歩は、皮膚の構造を知ること!

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皮膚の構造を知ることは、美肌作りにおいてとっても大切です。

簡単にまとめてみましたので、難しく考えずにさらっと覚えてしまいましょう!

 

●「表皮」と「真皮」

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皮膚といっても1枚の膜になっているわけではなく、いくつかの層になっています。その中でもスキンケアの基本となるのが、一番上の「表皮」とその下の「真皮」です。 

 

●表皮は外の刺激からお肌を守っている!

表皮は外からの刺激が体内に入らないよう守ったり、保護する働きがあります。また潤いをため込んでキープする役割もあります。

表皮にしっかりと潤いが供給されていると、肌は乾燥せずしっとりとします。

 

●真皮は肌の土台として弾力やハリを保っている

表皮の下にある真皮は、肌の弾力の維持に大きな役割を担っています。

また毛細血管によって栄養や酸素をお肌のすみずみへ運ぶ働きをしています。

上の図から分かる通り、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンは真皮に存在している成分です。

 

コラーゲンとは

真皮の中で網目状に張り巡らされており、肌の弾力をキープする働きがある。
コラーゲンの減少などがシワやたるみの原因となる。

 

エラスチンとは

弾力性がありコラーゲンを繋ぎとめて支える働きをする。
年齢とともに減少し、シワやたるみの原因となる。

 

ヒアルロン酸とは

コラーゲンやエラスチンで作られた網目の中を満たしている、ゼリー状の物質
弾力があり、水分維持力もある。

 

このように、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の働きによって、肌の内側の水分を保持して潤いや柔軟性を保っています。

 

●コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンは何からできているの?

コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンを作っているのは、真皮の中にある線維芽細胞という細胞です。線維芽細胞は生まれ変わりの力が弱く、加齢や紫外線の刺激によってどんどん弱っていってしまいます。

それによってコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなどの生産量が減って、弾力やハリが低下してシワやたるみのもとになります。

アンチエイジングに効果のあるスキンケアアイテムは、この線維芽細胞の働きを活性化する成分が含まれていることが多いようです。

 

 

セラミドが存在するのは「角質層」

表皮の一番外側の角質層は、お肌にとってとても大切なバリア機能を担っている部分です。角質層は、角質細胞・細胞間脂質・皮脂膜で構成されています。

 

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 角質層は厚さ約0.02㎜とサランラップ1枚分ほどの薄さです。なのでこすったりせず優しく丁寧に触れることが何より大切です。

 

角質層には、角質細胞がレンガのように重なり、その間を細胞間脂質と言われるセラミドが主成分となった成分がセメントのように角質細胞同士をつなぐ働きをしています。この細胞間脂質がしっかり満ちていないと、お肌はガタガタになり肌内部に水分を保つことができなくなり、バリア機能が低下してしまいます。

 

さらに皮脂膜は肌のなめらかさを保つのに大切な働きをしています。正しい保湿をして角質層を健やかに保つことが美肌作りのカギとなります。

 

 

 

セラミドを補うことが肌の水分量アップのポイント!

 

スキンケアで肌の奥までしっかり浸透して~!とぎゅうぎゅう押し込んでも、スキンケアでお肌に入れ込むことができるのは主に角質層です。

なのであまり化粧水をばしゃばしゃ何度も重ねつけをしても、入る量には限界があります。

 

とはいえ!角質層の中で水分を保つ大切な働きをするセラミドは、年齢とともに減ってしまいます。なのでスキンケアでセラミドを補っていくことが、お肌の水分量をアップさせるカギになります。

 

 

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角質層の中で水分を守っている保湿成分の種類

 

細胞間脂質(主な成分セラミド

角質層内で水分をキープしてくれる成分にも様々ありますが、キープ力NO1はセラミドです。肌の水分量をアップするにはセラミドの補給が最も効果的です。
細胞間脂質は角質層内の約80%を占めています。
 
 

天然保湿因子(NMF)

角質細胞内にある水溶性の成分です。アミノ酸・尿酸・乳酸・塩基類などでできています。水分を吸着して柔軟性と弾力性を保つ働きをしています。
角質層内の17~18%を占めています。
 

皮脂

皮脂は悪者!と思っている方も多いのですが、皮脂は肌の表面で皮脂膜という天然のクリームとなり、水分の蒸発を防いだり、肌を滑らかにしてくれています。
つまり皮脂の量を適度に保つことも美肌作りには欠かせません。
 
 
これら3つの保湿成分のバランスが整い正常に働くことで、角質層内に水分がしっかり蓄えられるようになり、バリア機能が正常に働き、キメが整ったハリつやのある理想の美肌になります。
 
 

コラーゲンやヒアルロン酸はスキンケアには必要なの?

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ここまで読んでくださった方は、「じゃあ真皮の中にあるコラーゲンやヒアルロン酸は補っても意味がないの?」と疑問に思いますよね。

スキンケアでは真皮までは吸収されませんが、コラーゲンやヒアルロン酸をスキンケアで補うと角質層内で保湿成分として働いてくれます。

 

ヒアルロン酸は水分を蓄える力が強く、敏感肌の人にもおすすめの成分です。

コラーゲンも真皮までは吸収されませんが、水分を抱え込んで保湿してくれる効果があります。

エラスチンも保湿力が強く、化粧品にもよく配合されている成分です。

 

これらはスキンケアアイテムにはよく配合されますが、真皮の中のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸は年齢や紫外線の刺激で弱っていってしまいます。

しっかりとUVケアをすることや、体の内側からインナーケアを行うことがとても大切になります。

 

 

 

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まとめ

いかがでしたか?まずはお肌の潤いを保つ成分の違いを理解することで、保湿の役割、UVケアの役割、インナーケアの大切さなども理解が深まったのではないでしょうか。

 

これらを参考に、まずは自分のお肌をよく観察して、乾燥の状態・皮脂の状態・ごわつき・シワなどをチェックして、スキンケアアイテムの成分選びを行っていけるようになりましょう!

 

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